動画配信サイトが増えるにつれて、需要が高まっている動画編集。
近年は、テレビのような編集を用いた、おしゃれな動画が人気です。
しかし、「おしゃれな動画はどう作ったらいいの?」「おすすめのトランジションは?」と頭を抱えている方がいるのではないでしょうか?
今回の記事では、おしゃれな動画を作るためのコツや、トランジションを紹介します。おしゃれな動画を作りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の内容
おしゃれな動画を作るためのコツとは?

おしゃれな動画を作るためのコツを紹介します。
それは、以下3つのポイントです。
- 雰囲気に合わせたBGMを使う
- テキストのフォントや配置も意識する
- テンプレートを使う
それぞれ分かりやすく解説します。
雰囲気に合わせたBGMを使う
おしゃれな動画にしたいなら、雰囲気に合わせたBGMを使いましょう。
BGMを使い分けることで、シーンごとに起伏を再現できます。
日常のシーンはほのぼのとしたBGM、盛り上がるときは早いテンポのBGMなど、使い分ければ雰囲気を伝えられます。
また、おしゃれな動画に仕上げるだけでなく、飽きずに見続けてもらうためにも重要です。
ずっと同じBGMが流れていると、変化がないので飽きてしまいます。
視聴者に新鮮な印象を与えるためにも、状況に合わせたBGMを使ってください。
テキストのフォントや配置も意識する
動画内にあるテキストのフォントや、配置も意識するようにしましょう。
テキストのフォントは、読みやすさが重要です。
読みにくいフォントを使ってしまうと、視聴者にストレスを与え、途中で離脱してしまいます。
おしゃれなフォントでも、視覚的に読みやすいものを選んでください。
そして、テキストの配置も重要です。
動画の出演者や、大切なカットの邪魔をしてしまうと、不快感に繋がります。
動画内容の邪魔をしない位置に配置することが大切です。
見やすい中央の位置にこだわるのではなく、映像を確認しながら相応しい位置に配置しましょう。
テンプレートを使う
テンプレートを活用すると、動画をおしゃれに仕上げられます。
テンプレートは、アニメーションやテキストが含まれているデータです。
動画内に加えれば、おしゃれな印象を与えることができます。
本来アニメーションは、動画編集では学ばないスキルです。
そんなアニメーションも、テンプレートで動画に落とし込めます。
上手く活用すれば、テレビのような凝った編集に見せることも可能です。
おしゃれな動画を作るためのトランジション11選

次におしゃれな動画を作るために必要な、トランジションを11個紹介します。
動画編集に活用すれば、格段にクオリティを上げることが可能です。
それぞれ分かりやすく解説するので、確認してみてください。
カットアウェイショット
カットアウェイショットは、メイン映像を映しているときに、別の映像を差し込むテクニックです。
別の映像を流すことで、視聴者を動画に引き込めます。
同じシーンを流していると、視聴者は飽きてしまいます。
カットアウェイショットを用いれば、新たな刺激となって興味を持たせられるのです。
また、映像に対しての説明を加えたい時にも有効的です。
別の映像を用いて説明をすれば、動画の理解が深まります。
不安なシーンには、カットアウェイショットで補足をしてみると良いでしょう。
ズーム
ズームは動画の画面を拡大するテクニックです。
注目して欲しいポイントでズームを使えば、一点に集中して見てもらえます。
より強烈なインパクトを与えることが可能です。
ズームは遠くで起きた出来事や、人の表情を確認するときにも使えます。
臨場感を与えたり、面白みを伝えたりするため、重要なテクニックです。
伝えたいことがあるときは、積極的に活用するようにしましょう。
デフォーカス
デフォーカスは、動画内にエフェクトをかけてぼかす技法です。
ポイントを選択してエフェクトをかけられるので、映したくない場所を隠せます。
背景やポイントに用いれば、モザイク代わりにもなるので便利です。
そして、シーン変えや、眠りにつく場面にも活用できます。
別映像に切り替わるときに、ナチュラルな移動が可能です。
フェード
フェードには、フェードインとフェードアウトの2種類があります。
1つの色から映像に切り替わるのが、フェードイン。映像から1つの色に切り替わるのが、フェードアウトです。
フェードインは、物語の始まりを表現したり、目が覚める瞬間に使われたりします。
何が始まるのか分からない、ワクワク感を再現するのです。
フェードアウトは、クライマックスの部分で良く使われるテクニックです。
一気に終わるのではなく、ゆっくりと1つの色に変えることで、余韻を長引かせます。
終わった後も、動画の印象を残せすことができるトランジションです。
コントラストカット
コントラストカットは、音楽と動画を使い、2つ以上のシーンを入れ替えながら流すテクニックです。
例えば、ひとつのカットは急いでいるシーン。
もうひとつのカットは、ゆっくりと過ごしているシーンを流します。
それぞれの映像に合った音楽を使い分ければ、異なる臨場感や雰囲気を再現できるのです。
変化を加えたいときや、映像に緩急をつけたいときにも使われます。
また、夢の中のシーンを表す際にも使える手法です。
Jカット・Lカット
Jカット・Lカットは、シーンが切り替わる前に音楽を流す技法です。
音楽を先に流すと、次のシーンに切り替わる心の準備ができます。
全く関連性のないシーンに変わる場合でも、先に音楽を流せば自然に繋げられるのです。
通常のカットでは、上手く繋げられない場合に活用されます。
どうしても繋がらない場合や、極端なシーン変えをしたいときは使うようにしましょう。
ディゾルブ
ディゾルブとは、動画が切り替わるときに、残像を残しながら消えていくトランジションです。
ゆっくりと映像が消えていき、次のシーンに変えられるので、印象を強く残せすことができます。
タイムスリップや、回想のシーンに使うと効果的です。
インパクトを残しながら、次のシーンへと切り替えられます。
リニアワイプ
リニアワイプは、映像を斜めに分割するテクニックです。
主に、別々の視点を、同時に流したい時に使われます。
緊迫感のあるシーンにそれぞれの表情を映せば、視聴者に緊張感を伝えられるのです。
そして、一般的にリニアワイプは、2分割〜3分割で使用されています。
あまり多く分割しすぎると、どこに注目したら良いのか分からないので注意しましょう。
パン・ウィップ
パン・ウィップは、映像を左右上下に動かす表現技法です。
動画内で動いている人物や、物を追いかける状況を再現するときに使われます。
背景をぼかせるので、スピード感を表すことが可能です。
シーンの素早い移り代わりを伝えられます。
また、ぼかして次のシーンに切り替えるときにも使われます。
自然にシーン変えができるので、汎用性が高いです。
違和感なく次のシーンに繋げられます。
マスキング
マスキングは、画面全体をぼかすエフェクトです。
シーンが切り替わる前に使われることが多く、次のカットへと自然に繋げます。
ほんのりぼかしを入れるので、不快感がないのが特徴です。
マスキングの場合は、全く違うシーンへ繋げたいときに多用されます。
スタイリッシュさもありながら、ナチュラルな切り替えを再現することが可能です。
ストロボ
ストロボはBGMを流しながら、映像を細かく切り替える表現です。
BGMと一緒に、映像を細かく分けて流すことで、動画全体のイメージが伝えられます。
動画の導入につけると、ワクワク感を与えることも可能です。
また、ミュージシャンのMVにもストロボが使用されています。
音楽が流れているときに、コマ送りで映像が切り替わります。
ストーリーを素早く表現するためにも使えるので、実用性が高いです。
おしゃれ動画の編集はvideomonsterがおすすめ
おしゃれ動画の編集をする際は、videomonsterがおすすめです。
ここでは、以下の2つの内容について紹介します。
- videomonsterの特徴
- videomonsterでおしゃれ動画を作るコツ
それぞれ解説します。
videomonsterの特徴
まず、videomonsterの特徴についてです。
- 無料で動画制作可能
- シンプルな操作で誰にでも使いやすい
- 5145ものテンプレート(2022年5月現在)
videomonsterは無料で動画制作が可能です。
シンプルな操作で誰にでも使いやすくなっているのが特徴と言えます。
また2022年5月現在では、5145ものテンプレートが用意されているため、動画編集に関する知識がない方でも、プロが作成したかのような動画を作れます。

videomonsterでおしゃれ動画を作るコツ
次に、videomonsterでおしゃれ動画を作るコツを紹介します。
1番大切なことは、流す動画の雰囲気に合ったテンプレートを選択することです。
「動画を作成」をクリックすると、まず以下のような画面が出てきます。
※左上の「検索条件」をタップしてください

そして、条件に合う「業種」「スタイル」「動画の長さ」などをタップすると、下に表示されるテンプレートがこれらの条件を満たしたものになります。
さまざまなテンプレートがあるので、ぜひ探してみてください。
まとめ|トランジションを使っておしゃれな動画を作ろう

今回の記事は、おしゃれな動画を作るコツと、トランジションについて紹介しました。
動画編集は、覚えることが多くて大変です。
しかし、勉強した内容をすぐに活かせれば、動画クリエイターとして一歩成長できます。
おしゃれな動画を作れると、企業から声がかかって仕事に繋がる可能性があります。
場合によっては、多額の報酬を得ることも可能です。
今回紹介した内容を参考に、おしゃれな動画を作ってみてはいかがでしょうか。

